”夏という概念は好き”という言葉に共感しかない
一向に治らない肌荒れに悩んで早4か月が経ちました。
なかなかしぶとい。
マスクをつけてから荒れ始めたので、てっきりそれが原因かと思っていましたが、どうやらほかにもいろいろ理由はあるみたいです。
何をしても治る気配が全くなく、少し憂鬱。
月に一回通う皮膚科は私の家から徒歩30分くらいの場所にあるため、歩いていくのも面倒。
おまけに気付いたら受付時間ギリギリなので行きたくなさはさらに加速。
さらに私は世界一の面倒くさがりや。
「明日でもいいかな~」と思っていたのですが、梅雨も明けて久々に天気がよかったので気分転換のために自転車で行くことにしました。
自分は単純な人間なので、気分が沈んでいる時は家にいるよりも外に出た方が少しは楽になるのです。
母が安値で買ったこの自転車を譲り受けてから早7年は経ったでしょうか。
いわゆるママチャリのこの自転車には"Blossam"とフレームに書かれているので安直に”Blossam号"と自信満々に名付け、来る日も来る日も私の相棒として活躍してくれています。
鍵にはBlossamの名にふさわしいハワイで購入したハイビスカスのキーホルダーがついています。
雲一つない青空の下自転車を15分ほど漕ぎました。
皮膚科は隣町にあるので少し大きめの橋を渡らなければなりません。
つまり橋の傾斜との戦いは免れられません。
しかし普段だったら「暑い」「しんどい」「帰りたい」とマイナスワードを思い浮かべながら重たいペダルを漕ぐのですが、今日はなんだか涼やかな気分でした。
橋の中心から眺める河川敷・建物・青い空のコントラストがきれいで「これぞ夏!」という感じ。
橋を少しスピードを出して下りながら浴びる風も「これぞ夏!」という感じ。
音楽聞きながら自転車乗れたらさらに爽快なんでしょうけど、法律上だめなので頭の中でカネコアヤノを流しておきました。
マスクがあるのをいいことに控えめに口パク。
本当はサザンとかがよかったけど。
話が逸れますが、私は出社した際いつも同僚二人とランチをしていて、先日一緒に「夏」について話していた時、TUBEを歌ったら古いと爆笑されて少しショックだったのは秘密です。
一番私が年下なのに…。
ちなみに私の世代だと湘南乃風とかが無難だそうです。
あぁ~~~真夏のジャンボリ~~~~~
話を戻しますが、そもそも私は夏が大嫌い。
暑いし汗かくしべたべたするしむしむしするしセミうるさいしもう不満を上げたらキリがない。
でもツイッターで以前「夏という概念は好き」という文章を見てまさにその通り!と思いました。
ぼく夏みたいな、久石譲のSummerを聴いた時に思い浮かぶ情景、そういう夏に私は思いを馳せている。
ガリガリくんを食べながら扇風機にあたって風鈴が奏でる音を聞く。
ちょっと遠くからセミの鳴き声。”ちょっと遠くから”というのがかなり重要。
それから青い空の下海を横目に窓を開けてドライブ。
流す音楽はサザン。ユーミンも聖子ちゃんもいいなぁ。
今回の突発的簡易サイクリングは、そういう「夏っぽい」要素が含まれていたからかなり楽しかったのでしょう。
川とか自転車とかそういうの。
でもきっとこれを楽しめるのは今が初夏だからなのかな。
着地点が見つからないけどたまにはこんなのもいいでしょ。
三日坊主にならず、意外と続いているブログ。
普段三日坊主or三回坊主の私にしては珍しいです。